2020年8月1日土曜日

初代Xboxのドライブトレイ開閉を修理した。

初代XboxのDVDドライブトレイが不調になっていた。

症状:
イジェクトボタンを押してもトレイが開閉しない。モーターの音はする。
強制排出孔を使ってディスクをセットして手動で閉めても、ディスクを読み込まない。

原因:
ドライブ内のトレイを開閉させるためのゴムベルトが切れていた。

対策:
・アマゾンで「Xbox 360 スクエアドライブベルト」として売られているゴムベルトを購入した。(この辺
・材質:ゴム ;直径:20mmと書かれているものでOK。
・納期は2〜3週間。
今回は10個セットで380円くらいだった。

手順:
本体等の分解は不要。
必要なものはピンセット。普通の200円くらいのもので良し。

・トレイを強制オープンさせる。(下記画像のオレンジの部分に小さな穴があるので、クリップの針等で中にあるスイッチを押すとトレイが強制的に開く)

・トレイから中を覗くと見える、大小のプーリー(ローラー、回転部品)に新しいゴムベルトを取り付ける。(下記画像の緑部分。大きい方から先に取り付けるとやり易い)

上記の対策を行ったら、トレイの開閉が直り、ディスクの読み込みも正常に行われるようになった。

修理前に、トレイを手動で閉めてもディスクを読まなかったのは、おそらくトレイの開閉状態が正常に認識されていなかったということだろう
(トレイを閉じたというセンサか何かが、ゴムベルトの故障により機能しなくなっていた?)。

初代Xbox用ドルビーデジタル対応HDMIアダプタを購入してみた。

初代Xboxの時代には、HDMIというものはなかったので当然であるが、純正品のケーブルは最高でもコンポーネントAVパックまでしか市販されていない。
最近はコンポーネント端子は廃れていて、接続環境を構築するのが大変になりつつある。

海外でサードパーティ製のHDMI変換アダプタが売られているのだが、音声がアナログステレオのみの対応という製品しかなかった。
最近になってドルビーデジタル対応の製品が出ていた事を知ったので、試しに購入してみた。

購入したのはchimeric systems製HDMI video adapter。(リンク
アダプタ内にコンポーネント-HDMI変換とSPDIF-HDMI変換を行うチップが内蔵されているようだ。
TOSLINKオプションを付けるとHDMIコネクタに加えてTOSLINKコネクタが追加されるようだ。(今回は付けなかった)

価格はクレジットカード払いで送料込み7115円ほど。
6月下旬に注文し、7月中旬に到着。発送元はアメリカ。



HDMIケーブルを別途用意し、ゲームを入れて起動したところ、AVアンプ側に無事ドルビーデジタルと認識された。
映像はアップスキャンとかされるわけではなく、普通に等倍で出力されるようだ。
D3/D4対応のソフトを持っていないのでその辺は検証できない。