2011年6月20日月曜日

求人票のチェックポイント

就職・転職するにあたって、必ず目を通すのが求人票である。
ブラック企業を極力避けるために、求人票から得られる情報で会社を見極める必要がある。
そこで、いくつかポイントを挙げておく。

  • 給料
社員の収入源には、基本給と手当がある。
残業代や休出などの割増賃金は、基本給からのみ計算される。
手当はどんなに残業や休出をしようと一定額である。
よって、基本給を低く設定し、手当が高く付いている会社は、社員を大切にしていないと考えるべき。

  • 勤務時間
勤務時間は、必ずしも、出社時間と退社時間ではない。
会社によっては、早出で朝礼や、定時後に夕礼などがある場合がある。

  • 休日数
年間休日数と、休日の内容(土、日、祝など)は必ず計算し、照らし合わせるべき。
特に中小企業は、実際に計算せずに適当な数字を記載している場合もある。
土日祝、GW、夏休み、年末年始があるばあいは125日程度にはなるはずである。
土日祝、GW、夏休み、年末年始と記載してあるのに、105日程度だったら怪しむべきである。

  • 残業時間
社員に残業をさせるには、36協定というものを結ぶ必要がある。
「残業なし」と記載されている場合は、36協定を結んでいないと考えるべき。
36協定を結んでいないということは、残業代が出ないか、残業が無制限にあると疑うべき。
法律上は、残業は月45時間以上させてはいけない。