2018年12月2日日曜日

MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansionを買ってみた(セットアップ編)

MSX用拡張カートリッジ
MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansion
を購入してみた。
発送元はブラジルで、国際郵便で到着まで2週間ほど。

荷姿


開梱してみた。
付属品に取説等はなく、スロットに4GBのSDHCカードが挿入されていた。



付属していたカードは東芝製。MSXで使う分には速度は重要ではないのでClass4でも十分ということであろう。

まずは、別途購入しておいた16GBのSDHCカードをスロット2に挿して初期設定を試みる。
スロット2は表裏がスロット1と逆になるので注意。

スロット1に付属カード、スロット2に別のカードを挿して本体の電源を入れるとNextorが起動する。
 BASICに入る。
 CALL FDISKを実行。
 フォーマットするSDカードの刺さったカートリッジの選択をするため、1を選択。
 フォーマットするSDカードを選択するので、2を選択。
 まずは既存のFAT32パーティションを削除する必要があるのでDを選択。
ここでSを選択するとパーティション一覧表示で、
Tを選択するとSDカードのエラーチェックができるようだ。
 Sを選択した場合の画面。用意したSDHCカードがFAT32でフォーマットされていたのでそれが表示されている。(このままではMSXで利用不可)
 Tを選択した場合の画面。
 なお、カートリッジにはアクセスランプがありこんな感じに光る。
 先ほどの画面でDを選択しパーティションを削除するとこの画面になる。
Aを選択すると最大サイズのパーティションを作成するようだ。
Pを選択するとサイズを手動で指定するのかも知れない。
今回はAを選択した。

 この画面になるので再度Aを選択して残りのサイズを別パーティションとして作成する。
Uを選択するとUndoできるようだ。
 パーティションの作成を実行するためにWを選択。
確認画面になるのでyを選択。
既存のデータはすべて消えるので注意。
 パーティション作成中の画面。数秒で終わる。
 作成が終わるとこの画面になるので本体をリセットする。
 本体が再起動されると先ほど作成したパーティションがB:に割り当てられる。
2パーティション目はC:になる。
あとは付属のカードから中身をコピーすればそのカード単独で使用開始可能。
MSX上でコピーすると時間がかかるのでWin上で作業するのがおすすめ。

余談
Nextor上で作成したSDHCカードのパーティションをWin上で確認してみた。
エクスプローラで2パーティションとも認識された。
 「ディスクの管理」だとこうなる。
 MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansionは8GBまでしか利用できないようだ。

まとめ
MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansionは、
  • SDカードが付属する。中身はシステムファイルとツール類。
  • 付属のSDカードを使ってシステムディスクを作成できる。
  • 16GBのSDHCカードを認識可能。ただしデータを保存できる容量は最大8GB分まで。かつパーティションは4GB毎に区切られる。