MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansion
を購入してみた。
発送元はブラジルで、国際郵便で到着まで2週間ほど。
荷姿
開梱してみた。
付属品に取説等はなく、スロットに4GBのSDHCカードが挿入されていた。
付属していたカードは東芝製。MSXで使う分には速度は重要ではないのでClass4でも十分ということであろう。
まずは、別途購入しておいた16GBのSDHCカードをスロット2に挿して初期設定を試みる。
スロット2は表裏がスロット1と逆になるので注意。
スロット1に付属カード、スロット2に別のカードを挿して本体の電源を入れるとNextorが起動する。
BASICに入る。
CALL FDISKを実行。
フォーマットするSDカードの刺さったカートリッジの選択をするため、1を選択。
フォーマットするSDカードを選択するので、2を選択。
まずは既存のFAT32パーティションを削除する必要があるのでDを選択。
ここでSを選択するとパーティション一覧表示で、
Tを選択するとSDカードのエラーチェックができるようだ。
Sを選択した場合の画面。用意したSDHCカードがFAT32でフォーマットされていたのでそれが表示されている。(このままではMSXで利用不可)
Tを選択した場合の画面。
なお、カートリッジにはアクセスランプがありこんな感じに光る。
先ほどの画面でDを選択しパーティションを削除するとこの画面になる。
Aを選択すると最大サイズのパーティションを作成するようだ。
Pを選択するとサイズを手動で指定するのかも知れない。
今回はAを選択した。
この画面になるので再度Aを選択して残りのサイズを別パーティションとして作成する。
Uを選択するとUndoできるようだ。
パーティションの作成を実行するためにWを選択。
確認画面になるのでyを選択。
既存のデータはすべて消えるので注意。
パーティション作成中の画面。数秒で終わる。
作成が終わるとこの画面になるので本体をリセットする。
本体が再起動されると先ほど作成したパーティションがB:に割り当てられる。
2パーティション目はC:になる。
あとは付属のカードから中身をコピーすればそのカード単独で使用開始可能。
MSX上でコピーすると時間がかかるのでWin上で作業するのがおすすめ。
余談
Nextor上で作成したSDHCカードのパーティションをWin上で確認してみた。
エクスプローラで2パーティションとも認識された。
「ディスクの管理」だとこうなる。
MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansionは8GBまでしか利用できないようだ。
まとめ
MSX SD Mapper & Megaram 512Kb Expansionは、
- SDカードが付属する。中身はシステムファイルとツール類。
- 付属のSDカードを使ってシステムディスクを作成できる。
- 16GBのSDHCカードを認識可能。ただしデータを保存できる容量は最大8GB分まで。かつパーティションは4GB毎に区切られる。